5月9日・10日の回顧

回顧

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<京都9R>
3番ラクローチェ
7番人気ながら華麗な変わり身を見せて勝利。これで3勝目を挙げましたが、京都・東京・京都と完全に軽い芝を得意にしているのが分かります。
ここ2走の玄海特別・蓬莱峡特別が<12>・<9>着に終わっていましたが、重い芝に更に道悪「重」が加わる馬場レベルでした。敗因はハッキリしています。
レース振りからは二千よりも長い距離の方が合っている印象がありますし、実際に二四で勝ち星があり重い芝の二六にも<3>・<4>着があります。まだ4歳ですし、軽い芝を手に入れる際には昇級戦でも怖さを感じます。

【日曜日】
<東京5R>
10番グルアーブ
<3>・<2>・<2>・<3>着とデビューからの4戦は全て馬券圏内を確保していながらダートでは勝ち上がれず。そこで芝に矛先を向けられた前走ですが、1.21.4と好時計で勝ち切りました。
軽い芝に適性があることを示しましたが、今回は1.21.8と前走の走破時計も走れずに0.6秒差・<5>着に終わりました。
レース後の武豊騎手が、『最後は直線に向いてから速い脚を使えない分の差。』とコメントしたことからも、瞬発力勝負では分が悪い面があることを露呈しました。全体の走破時計は早くなっても上がりは掛かって欲しいというタイプです。それだけに、軽い芝では前半からある程度速い流れになってくれることが理想と言えます。
上がりを要する重い芝が味方になる可能性もあるだけに、コース替わりにも注目する価値があります。