9月5日・6日の回顧

回顧

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<小倉10R>
3番マルシュロレーヌ
今回が初めてのダート。前半は中団の内目を追走。外に馬がいても、前の馬のキックバックに関しても気にする様子はありませんでした。
直線では逃げ馬がそのまま押し切るかにも見えましたが、外に出されると鬼脚を披露。グイグイ伸びて余裕十分に差し切ってしまいました。重いダートでマークした上がり35.0秒は特筆すべき数字です。相当な決め手があります。
また走破時計1.43.7は開催初日の阿蘇S<OP特別>と同タイムでした。高いダート適性を示しました。後は、軽いダートでのパフォーマンスに要注目です。

【日曜日】
<札幌8R>
8番ゼノヴァース
『手先は軽いのだが、追ってからワンペースなところがあるのでダートを試してみる。』という陣営からのコメントが戦前にありました。
スタートで少し躓いて中団からの追走となりましたが、3~4コーナーで外目を進出して先頭へ。そこからは完全なワンサイドゲーム。後続に2.0秒という大差を付けて圧勝しました。走破時計1.44.3「良」も非常に優秀なもの。高いダート適性を見せ付けました。
ただ、今回は終始外々を回っていただけに、馬群の中でも問題ないのか、他馬からのキックバックを受けても我慢が利くのかは課題として残っています。

☆今週の注目3頭(重賞レース)☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
(PC)→ http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
先週は札幌・新潟が好天も、日曜日小倉は台風接近に伴い悪天候の中での施行。
雨の小倉・他場ほど極端な暑さではない札幌とは異なり、新潟は30℃超えと真夏の暑さに見舞われました。

<9月5日(土曜日)>
☆小倉☆
8R
10番ダンツイノーバ(○)
気候/暖→暑替わりの前走勝利に続き、気温上昇期で連勝。
斤量の恩恵もあるこの時季の3歳馬は、こうした連続好走に警戒する必要があります。

☆新潟☆
11R
16番ワンダープチュック(△)
戦前、気候/暑~酷暑【2-1-0-2】と好走多数。
夏初戦の前走は凡走も、季節馬は一度の凡走で見限らないことが重要です。

☆札幌☆
12R
3番ロライマ(○)
夏の札幌芝は3年前に連対歴あり。
馬柱の奥に隠れてしまいがちですが、特定の季節好走馬は見逃せない存在と言えます。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

<9月6日(日曜日)>
☆小倉☆
10R
2番ゼンノジャスタ(◎)
昨年同時期の小倉で<2>・<4>着好走歴あり。
分かり易い季節馬で、コース適性も加味すると次に狙えるのも来年のこの時季かもしれません。

☆新潟☆
10R
14番フクサンローズ(○)
このレースを含め、気候/酷暑【1-2-0-1】と安定。
こちらも典型的な夏馬で、来年の夏競馬でも忘れないようにしたい1頭です。

☆札幌☆
12R
13番ヴォカツィオーネ(△)
戦前、4連対全てが気候/暖~暑と暑い時季に高い適性のあった馬。
夏競馬最終週で得た勝利、気温下降局面の年内に関しては慎重な評価を下すべきでしょう。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
今週から開催は中京・中山へとシフト。
絶好の馬場で迎えたいところですが、今週末は2場とも雨予報と厳しい馬場コンディションが予想されます。

☆先取り注目馬☆
ビアンフェ(日曜日中京11R セントウルS登録)
馬券圏外に敗れた2戦はいずれも気候/寒。
寒→暑の前走勝利を見るより、この時季なら古馬相手でも引けを取りません。

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