10月17日・18日の回顧
☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<東京5R>
10番ヴィクトゥーラ
『先週の調教に乗って、能力の高さは感じていた。』とはレース後のデムーロ騎手ですが、軽めの調教ばかりで目立った時計は出ていませんでした。その中での緒戦勝利は価値があります。
1000m通過が64.9秒というかなりのSペースでしたが、上がり33.9秒と瞬発力を披露。同日に上がり33秒台をマークしたのは同馬だけ。この事実だけで、優秀な決め手があることを示すには十分と言えるでしょう。
パンパンの軽い芝の「良」でどこまで切れるのか。見てみたいところです。
【日曜日】
<京都5R>
3番グロリアムンディ
前半は中団よりも後ろからの追走。4コーナー手前の勝負どころで一気にペースが上がって他馬が動き始めるも、同馬は内目で我慢。直線で外に出されると違う脚勢で悠々と差し切りました。
「稍重」と道悪の影響のある馬場レベルに、1000m通過が64.6秒というSペース。それだけに走破時計2.05.8は平凡ですし、その中での瞬発力勝負ながら上がり35.1秒という数字も目立ちませんが、レース後の福永騎手が『走る。次は重賞を使ってもいいくらい。』と絶賛しているように、奥行きはありそうです。
あとは、この2つの数字面をどこまで短縮することが出来るかに注目しましょう。
なお、『全レース回顧』をYouTubeで行っています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。是非、ご登録・ご視聴下さい!
→ https://www.youtube.com/channel/UCoBQgIdHNvmTKyhJNJQdt-A/featured
☆今週の注目3頭(重賞レース)☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
(PC)→ http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
スマートフォンのアプリでもご覧になれます。
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よろしくお願いします。
☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
悪天候に見舞われた土曜日は、東京が気候「寒」まで低下。
他場も気温20℃に届かない気候となり、馬場の回復スピードも夏のそれとは比べ物にならない遅さでした。
【先週の風傾向】
風速は比較的穏やか。1~2mの時間帯がほとんどでした。
<10月17日(土曜日)>
☆京都☆
8R
9番ボンオムトゥック(○)
このレースを含め、3勝全てが気候/涼。冬競馬に突入する今後も要注目の1頭です。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。
☆東京☆
11R
4番サラキア(△)
昨年、気候/涼のエプソムCで7番人気<2>着だった馬。
気候/寒レベルまで下がったものの、気候の近似性は極端に遠くなく、今回の激走の呼び水となりました。
☆新潟☆
12R
12番ラキャラントシス(○)
戦前、気候/涼【1-0-1-1】掲示板外なしと抜群の安定感を誇っていた馬。
酷暑→涼の気候替わりで臨んだ今回、絶好の狙い目と言えました。
<10月18日(日曜日)>
☆京都☆
12R
3番ペオース(◎)
このレースを含め、気候/暖【3-0-0-0】と負け知らず。
今後冬競馬が近づくことを考えた時、ここは気候面で大きく狙えるタイミングと言えたのでしょう。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。
☆東京☆
11R
9番オウケンムーン(△)
3勝中2勝が気候/涼~暖という馬。
夏の暑さが残る9月中山開催を経て、季節替わり2戦目で変わり身を示しました。
得意の冬競馬に差し掛かる今後を踏まえると、この好走をフロック視することは出来ません。
☆新潟☆
10R
8番オルダージュ(○)
このレースを含め、気候/暖は4度目の馬券圏内。
適性の所在がはっきりしている点から、今後の気温下降局面では慎重な評価を下したいところです。
【週末の気候予想】
菊花賞が行われる今週京都は木曜日~金曜日に不安定な予報も、競馬開催日は好天となる見込み。
最高気温は10℃後半が予想され、朝晩の冷え込みを考えると冬適性も考慮する必要があるのかもしれません。
☆先取り注目馬☆
ディープボンド(日曜日京都11R 菊花賞登録)
秋の京都芝は<3>・<1>着と馬券圏外なし。
京都芝外回りは重賞勝ちのある条件、更なる上積みが期待出来ます。
◆ムネヒロネット事務局◆
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