10月31日・11月1日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜東京６Ｒ＞
３番アナンシエーション
スタートで後手。前半でそのロスを取り戻すべく、馬群の中を先頭集団まで追い上げました。首を上げて引っ掛かるシーンもあっただけに、馬群の中に入っていなかったらどうなっていたかという心配は感じましたが、他馬からのキックバックを受けても問題なかったという収穫がありました。
４コーナー手前から外に出されると抜群の手応えで先頭に並び掛け、直線では後続を千切り捨てました。走破時計1.38.3は、同日の１勝クラスと僅かに0.1秒差。上がり36.5秒も上々です。デビュー緒戦としては文句のないパフォーマンスです。
あとは、重いダートに替わった際、距離が延びた際の対応に注目したいところです。

＜東京８Ｒ＞
10番クロミナンス
1000ｍ通過が63.4秒というＳペース。ゲートが悪く、後方３番手から。位置取り的にはかなり厳しいところでしたが、直線だけで豪快に差し切ってしまいました。
使った上がりは33.0秒。この土日でこれよりも早い上がりを使ったのは、千四のアカノニジュウイチの32.5秒と、天皇賞（秋）のフェエールマン・クロノジェネシスの32.7・32.8秒だけです。デビュー３戦目にして、これまで見せなかった軽い芝向きの優秀な瞬発力を披露しました。

なお、『全レース回顧』をYouTubeで行っています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。是非、ご登録・ご視聴下さい！
→ https://www.youtube.com/channel/UCoBQgIdHNvmTKyhJNJQdt-A/featured

☆今週の注目３頭（重賞レース）☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
（ＰＣ）→　http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
３場とも好天に恵まれ、終日「良」での施行。
気候は京都が「暖」・東京と福島が「涼」中心と、バラつきがあった点は気に留めたいところでした。

【先週の風傾向】
特筆すべき強風には見舞われませんでした。

＜10月31日（土曜日）＞
☆京都☆
10Ｒ
７番ラクローチェ（△）
10月の季節替わりの前走<３>着に続き、今回も馬券圏内を確保。
気候面で似通う春の京都好走歴を踏まえた時、ノーマークは禁物だったのでしょう。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆東京☆
８Ｒ
６番ヤシャマル（◎）
秋の東京芝は今回で【０－２－１－１】。
抜群の安定感を誇るにも拘わらず、１番人気を明け渡していたのが不思議なほどでした。
こうした季節馬はフロック視せず、素直に信頼するに限ります。

☆福島☆
７Ｒ
10番グッドワード（△）
戦前、気候／涼で２度に渡り、人気を大きく上回るパフォーマンスがあった馬。
馬柱に表れ難い、こうした部分は季節ファクターから拾うことが出来ます。

＜11月1日（日曜日）＞
☆京都☆
11Ｒ
12番ヴァンケドミンゴ（○）
低評価を覆す<３>着と健闘を見せましたが、夏～秋に好走して冬に凡走するのがこの馬のリズム。
流石に人気が予想される次走、冬競馬なら疑う選択肢を持つ必要があるでしょう。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆東京☆
７Ｒ
９番アカノニジュウイチ（○）
圧倒的人気に応えた馬ですが、これで秋の東京は２戦２勝。
冬競馬に馬券圏外がある点を考慮したとき、次走冬競馬の際の取り扱いは慎重に行いたいところです。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆福島☆
11Ｒ
２番オーヴェルニュ（◎）
このレースを含め、気候／涼【４－１－０－１】掲示板外なし。
典型的な季節馬、今後も気温低下とともに台頭する馬としてマークすべきでしょう。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
今週末は土曜日阪神が不安定な天候となる見込みも、その他２場は好天予報。
11月に差し掛かり、気温下降局面で台頭する秋～冬馬を警戒したいところです。

☆先取り注目馬☆
エイコーン（日曜日阪神11Ｒ　みやこＳ登録）
秋競馬は２年前に３連勝実績あり。
前走をフロック視するのは危険です。

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