12月5日・6日の回顧

回顧

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【日曜日】
<中山5R>
12番アオイショー
『現時点では欠点らしいものはない。』と調教師からはかなり強気なコメントが出ていましたが、実戦でも強い競馬を披露しました。
前半はスタートがあまり良くなかったこともあり、中団よりも後方の11番手。外目を追走していましたが、3コーナーから仕掛けられると、馬群を縫うように内目に進路を切り替えられました。直線では再度外目に切り替えられると、豪快に差し切りました。長い間、良い脚を使っています。
『軽く反応させただけでズバンと伸びたし、ゴールを過ぎると物見をしていたぐらい。』とレース後の石橋脩騎手がコメントしていることからも、まだ余裕があったことが窺い知れます。レース振りからはもっと長い距離でも十分やれそうです。時計面をどこまで詰めることが出来るのかに注目しましょう。

<中京5R>
5番ヤマニンルリュール
スタートで後手を踏んで後方から。3コーナーあたりからポジションを上げに掛かりましたが、前とはまだ結構大きな差がありました。4コーナーでは外に膨れる若さも見せていましたが、直線では大外を豪快に差し切りました。
良好な馬場レベルが下地にあったことは確かですが、1.20.9というレコードタイムは立派です。阪神ジュベナイルフィリーズにも出走するポールネイロンが10月にマークした1.21.1をデビュー戦で0.2秒更新しました。
直線だけで後続に0.6秒差を付けた上がり34.1秒という末脚も優秀なものです。レース振りからは距離が延びても問題ないでしょう。今後が大いに楽しみなレベルの高いパフォーマンスです。

なお、『全レース回顧』をYouTubeで行っています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。是非、ご登録・ご視聴下さい!
→ https://www.youtube.com/channel/UCoBQgIdHNvmTKyhJNJQdt-A/featured

☆今週の注目3頭(重賞レース)☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
(PC)→ http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
スマートフォンのアプリでもご覧になれます。

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☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
土曜日中山は雨の影響で「稍重」と馬場悪化も、阪神・中京は終日「良」での施行でした。
気候は寒~涼中心、確実に冬の気配を感じる気候へと向かっています。

【先週の風傾向】
特筆すべき強風には見舞われませんでした。

<12月5日(土曜日)>
☆阪神☆
11R
11番ブラヴァス(◎)
戦前、気候/涼は2戦2勝と底を見せず。
とはいえ昨年1月には凡走を喫しており、次走本格的な冬競馬でのレースなら慎重な評価が必要でしょう。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆中山☆
12R
11番アイワナビリーヴ(◎)
このレースを含め、気候/寒では【1-1-1-0】馬券圏外なし。
特筆すべき冬適性を誇る馬、今回の激走をフロック視しないようにしたいところです。

☆中京☆
11R
6番アンブロジオ(○)
3勝全てが気候/涼と、今回の気候下に抜群の適性を示していた馬。
得意気候での一変、ノーマークは禁物でした。

<12月6日(日曜日)>
☆阪神☆
12R
6番ピースマインド(○)
12月で勝ち上がり、その翌年も12月で勝利。
典型的な季節馬、7歳でも軽視は禁物でした。

☆中山☆
10R
11番ロフティフレーズ(○)
冬の中山は新馬戦勝利、昨年12月勝利と大得意の季節。
こちらも典型的な季節馬、分かり易い好走と言えるでしょう。

☆中京☆
11R
2番ゴールドドリーム(△)
昨年のこのレース<2>着馬が再び好走。
精彩を欠く今年の成績からの一変、これぞ季節馬と呼べるようなパフォーマンスでした。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
日曜日中京が不安定な予報も、それ以外は各地で好天予報。
最高気温は10℃台前半と、この時季らしい寒さが続きます。

☆先取り注目馬☆
サトノソルタス(土曜日中京11R 中日新聞杯登録)
気候/涼【1-2-1-1】と安定。
2走前の金鯱賞もこの気候下で連対を果たしており、季節替わりでの巻き返しが期待出来ます。

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