3月27日・28日の回顧

回顧

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<阪神9R>
5番ニーナドレス
既走馬相手にいきなりデビュー戦で後続に0.2秒差を付けて快勝しているだけに、このクラスでも通用する力は持っていると感じていましたが、前走は馬場レベルが低い小倉二千で走破時計2.04.6「稍重」・上がり35.5秒共に平凡な数字でした。
今回は馬場レベルが格段にアップする阪神へのコース替わり。しかも、直線の長い外回りでした。数字面の大幅な短縮が課題としてありましたが、上がり33.4秒と瞬発力勝負の流れにも対応。新たな面を見せ付けました。
『体的に幼い分、終始強く内にササりながらで、ゴール前まで動ききれない感じだった。』という川田騎手のコメントがあるだけに、まだまだ成長が見込めます。
軽い芝と重い芝とどちらの方がベターなのかを見極めたいところです。

<中山10R>
13番ゴッドセレクション
今回を含めて5戦のキャリア全てが重いダート。軽いダートでのパフォーマンスをチェックしなければいけませんが、恐らく重いダート向きだと推測しています。
2ヶ月半振りの一戦となった前走の1勝クラスの平場戦で後続を1.4秒千切る圧勝劇を演じましたが、ハナを切るスムーズなレースになったのも確かでした。
しかし、今回は2番手に控える形になりましたが、それでも強いレースを見せました。メンバーレベルも高い中、優秀な走破時計1.52.1で後続に0.5秒差。文句ない内容です。
『スケールの大きさも感じられた。』とレース後に調教師がコメント。今後が楽しみです。

『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。馬券力アップは確実の内容となっています。是非、ご登録・ご視聴下さい!
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☆今週の注目3頭(重賞レース)☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
(PC)→ http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
先週は日曜日に3場とも雨の影響を受けた馬場コンディションに。
気温は「涼~暖」中心でした。

【先週の風傾向】
土曜日阪神は風速5m超の南寄りの風(直線では横風)、日曜日中京も同様の南東の風(直線では横風)を観測しました。

<3月27日(土曜日)>
☆阪神☆
7R
9番ウインミニヨン(〇)
出走メンバー中唯一、気候/暖で勝利実績馬があった馬。
特定の気候で走る季節馬は、他の馬との比較で評価を上げる手法も有効です。

☆中山☆
5R
1番カンタベリーマッハ(△)
この馬が挙げた唯一の勝利は気候/涼。
こちらは同馬が持つオンリーワンの特徴を評価した形での印となります。

☆中京☆
11R
2番ペプチドバンブー(◎)
戦前、気候/暖のダートでは【3-0-0-0】と負け知らず。
ふた桁人気<1>着激走の背景に季節適性があったことは見逃せません。

<3月28日(日曜日)>
☆阪神☆
7R
9番ロータスランド(◎)
これまで馬券圏外に敗れたレースは冬競馬に限定。
今後は冬競馬でのパフォーマンス減を警戒すべきで、それ以外の気候は割引材料とはなりません。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆中山☆
10R
10番ハーモニーマゼラン(△)
3月中山は昨年勝利実績があった条件。
生粋の中山巧者にプラスアルファの気候適性、ノーマークは禁物でした。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆中京☆
6R
4番ゴーゴーレイワ(○)
冬競馬で凡走続きも、季節替わり2戦目で鮮やかな一変。
その背景に昨年、6~7月の暖かい函館開催での連続好走歴があったのは見逃せません。

【週末の気候予想】
今週末も先週と同じく雨予報で渋った馬場が濃厚。
気温は20℃前後の日が多く、本格的な春競馬到来といって差し支えないでしょう。

☆先取り注目馬☆
アドマイヤビルゴ(日曜日阪神11R 大阪杯登録)
昨年春に阪神芝二千の若葉Sを勝利。
冬競馬の前走から季節替わりで臨む一戦、まだ見限れません。

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