4月17日・18日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【日曜日】
＜阪神５Ｒ＞
14番ベルヴォーグ
初めてダートに矛先を向けられた２走前は「良」の重いダートでした。そこで後続に0.9秒差を付けて快勝しましたが、続く昇級戦となった前走は「不良」の軽いダートで2.8秒差・<８>着と敗れてしまっていただけに、今回も「重」という道悪が大きな懸念材料でした。
しかし、その不安を跳ね返して勝利。着差は僅かにハナ差でしたが、『最後は気を抜いて後ろを待つようなところがあった。』とレース後の幸騎手が述べているだけに気になりませんし、スタートで後手を踏むロスもありました。
重いダートで更なるパフォーマンスレベルが期待出来るだけに、上でも楽しみな存在となります。

＜阪神10Ｒ＞
３番エングレーバー
二千のプリンシパルＳでザダルからクビ差の<２>着とし、２勝クラスの逢坂山特別勝ちは千八。しかし、今回は初めて起用された千四で真価を発揮しました。
道中は中団を追走。４コーナーから直線に入る際に抜群の手応えで外に出されると、しっかりと伸びて内で粘り込むシャイニーロックに0.5秒差を付けて快勝しました。高い距離適性があってこそのこの強さです。
走破時計1.20.2「稍重」も上々の数字です。昇級してもこの千四ならば通用するでしょう。

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☆今週の注目３頭（重賞レース）☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
先週は土日新潟・土曜日阪神が終日雨降りしきる中での施行。
気温は「涼」中心も日曜日新潟が「寒」・日曜日中山が「暖」と、場所によって気温差が激しい週でした。

【先週の風傾向】
中山…土日共に終日強く。土曜日は南南東・日曜日は南西の風（どちらも直線追い風）。
阪神…日曜日の昼頃レースで強い風。直線では向い風傾向。
新潟…土曜日は横風が強く観測（内ラチから外側方向）。日曜日は終日直線が強烈な向い風（平均的に風速10ｍ/ｓ超）。

＜４月17日（土曜日）＞
☆阪神☆
11Ｒ
10番リッケンバッカー（〇）
気候／涼の前走阪神芝千六で<１>着だった馬。
典型的な季節馬の連続好走、人気薄激走の下地は十分でした。

☆中山☆
６Ｒ
14番ショウナンラスボス（◎）
１→３月替わりの前走<２>着に続く連続好走。
キャリアの浅い３歳馬ですが季節馬の可能性が高く、次走以降も注目の１頭です。

☆新潟☆
11Ｒ
４番キンノマサカリ（〇）
昨年同時期に気候／涼の新潟ダ千八で勝利実績があった馬。
舞台適性も含め、ここは人気でも評価を落とせない１頭でした。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

＜４月18日（日曜日）＞
☆阪神☆
10Ｒ
15番イーサンパンサー（○）
戦前、気候／涼【１－３－１－２】と高い好走率を誇っていた馬。
12番人気<３>着激走の要因のひとつに気候適性があった点は見逃せません。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆中山☆
11Ｒ
13番タイトルホルダー（◎）
12→３月替わりの前走勝利。
連続好走の背景には季節馬としての適性あり、ダービーでももう一丁があるかもしれません。

☆新潟☆
11Ｒ
４番プレシャスブルー（△）
昨年春の新潟開催で好走歴があった馬。
分かり易い季節馬のリピート好走、ノーマークは禁物だったのでしょう。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
今週末は土曜日阪神を起点に西から徐々に不安定な天候となる見込み。
気温は阪神・中山が「暖」想定も、新潟は「涼」分類が予想されています。

☆先取り注目馬☆
ベステンダンク（日曜日阪神11Ｒ　マイラーズＣ登録）
昨年のこのレース<２>着馬。
阪神開催がネックですが、季節馬のリピート好走を警戒します。

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