７月17日・18日の回顧

【土曜日】
＜小倉３Ｒ＞
11番ロワンディシー
今回で芝二千は連続４走目ではありましたが、今回はこれまでとは全く次元の違う強い内容を披露しました。『直前に雨が降って、この馬向きの馬場になったのも良かった。』とレース後に秋山真騎手はコメントしていますが、そこまで影響が出ていたかどうかは何とも言えません。走破時計1.59.4は当日の１勝クラスと0.1秒差と優秀だっただけに、後続には1.0秒という大きな着差が付きました。ただ、メンバー中最速の上がりを繰り出していますが35.2秒止まりだっただけに、瞬発力勝負になった際の不安はまだ残っています。

【日曜日】
＜福島３Ｒ＞
13番エクレルシー
これまで千八での３戦では先行力など全く見せていませんでしたが、今回は二の脚が付いてスッと２番手へ。1000ｍ通過が63.2秒というのは速いペースではありませんでしたが、ハナを切った馬を0.3秒上回るメンバー中最速の上がり37.5秒を使って1.47.2で勝利しました。この走破時計は当日の１勝クラスと0.2秒差しかありませんでした。なお、『乾いている馬場の方がいい。』とレース後に菅原明騎手がコメントしているように、重いダートが合っていると見て良いでしょう。

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☆今週の注目３頭（重賞レース）☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
小倉は降ったり止んだりの時間帯もありましたが、３場とも終日「良」での施行。
気温は福島で35℃超えを記録するなど、一気に夏らしい陽気となりました。

【先週の風傾向】
小倉…土曜日は終日南東寄りの風が強く、直線はやや向い風傾向でした。
福島…日曜日は午後後半レースで北東の風が強くなり、直線は向い風傾向でした。
函館…日曜日は午後から西北西の風が強くなり、直線は横風傾向（内ラチから外側）でした。

＜７月17日（土曜日）＞
☆小倉☆
８番ダブルシャープ（△）
このレースを含め、気候／暑【２－２－１－０】馬券内率100％。
気候適性を踏まえた時、ノーマークには出来ない１頭と言えました。

☆福島☆
８Ｒ
２番アセンダント（〇）
こちらは次走注目馬としてピックアップ。
戦前の気候／酷暑【１－０－０－１】掲示板外なし、更に気温が上がるタイミングで見直したい１頭です。

☆函館☆
９Ｒ
６番ウインローズブーケ（△）
戦前、気候／暑で４度の馬券圏内があった馬。
前走から一気の気温上昇期は歓迎と言えました。

＜７月18日（日曜日）＞
☆小倉☆
８Ｒ
10番ペプチドルーカス（◎）
戦前、気候／暑【０－２－１－０】と安定。
暑い時季の適性は申し分なく、今後も夏競馬で連続好走が期待出来ます。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆福島☆
９Ｒ
７番ハギノカエラ（○）
これまで気候／酷暑で３度にわたり人気を大きく上回るパフォーマンスあり。
馬柱に見え難い部分を可視化して発掘するのが季節ファクターです。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆函館☆
11Ｒ
４番アイスバブル（△）
戦前、気候／暑【０－２－０－０】と暑い時季の適性を示していた１頭。
北海道開催とは思えない暑さに見舞われた日曜日函館は、願ってもない条件だったのでしょう。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
今週から新潟・函館の２場開催。
週中の新潟は雨予報も、週末は好天かつ気温30℃超えが予想されます。

☆先取り注目馬☆
ビリーバー（日曜日新潟11Ｒ　アイビスサマーダッシュ登録）
昨年のこのレース<３>着馬。
リピーターを生み出し易い舞台でもあり、得意舞台なら見限れません。

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