７月24日・25日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜函館５Ｒ＞
３番カズラポニアン
レース後の横山和騎手が『正直なところ、次かなと思っていた。トモが緩いし、精神的にもまだ頼りないのだが、それで勝つのだから能力はかなりのもの。』とコメントしています。
まだまだ状態面の上積みが期待出来る中で、後続に0.8秒差を付ける圧勝劇。走破時計1.47.3は、同日の３歳未勝利戦よりも0.4秒早い、２歳レコードというおまけ付きでした。
まだ適性に関しては全く見えませんが、かなりの力を秘めている可能性を感じます。

【日曜日】
＜新潟２Ｒ＞
10番シャマル
デビュー戦は既走馬相手の未勝利戦。「不良」の中で2.9秒差・<12>着と大敗を喫してしまいましたが、そこから３ヶ月半振りとなった今回で一変しました。
中間の攻め馬は良好でしたし、今回はブリンカーにシャドーロールと馬具の工夫も施されていました。
前半から押っつけ気味でステッキも入れられており決して見栄えは良くありませんでしたが、積極的に位置取りを上げていき、４コーナーでは２番手に。直線に入っても末脚は鈍らず、しっかりと抜け出しました。
走破時計1.11.0は、同日の１勝クラスよりも0.9秒、前日の３勝クラスと比較しても僅か0.1秒しか劣っていません。優秀な数字です。
馬群の中で揉まれた際の心配は残っていますが、力は昇級しても十分通用します。大敗した前走が軽いダート・今回が重いダートだっただけに、軽いダートをこなせるかどうかの課題もまだ残っています。

『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。馬券力アップは確実の内容となっています。是非、ご登録・ご視聴下さい！
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☆今週の注目３頭（重賞レース）☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
（ＰＣ）→　http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
２場とも終日「良」での施行。
気温は日曜日新潟で30℃超えを記録するなど、暑さが際立つ１週間でした。

【先週の風傾向】
新潟…土曜日は午後の時間帯に北寄りの風がやや強く、直線は横風傾向（外から内ラチ）でした。
函館…日曜日は前半レースで南東寄りの風が強く、直線は向い風傾向でした。

＜７月24日（土曜日）＞
☆新潟☆
11Ｒ
７番アスタースウィング（◎）
戦前、気候／暑～酷暑で２勝を含む４連対。
典型的な夏馬、一度や二度の凡走で見限ることは出来ません。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆函館☆
９Ｒ
４番ポールトゥウィン（〇）
出走メンバー中、唯一の気候／暑勝利実績馬。
この数週間で一気に気温が上昇した状況が同馬にとって味方したのでしょう。

＜７月25日（日曜日）＞
☆新潟☆
11Ｒ
12番ライオンボス（○）
一昨年・昨年のこのレース連対馬が今年も好走。
前走敗因は気候適性によるもの、夏競馬なら極端に評価を下げる理由は見当たりませんでした。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆函館☆
12Ｒ
２番タイセイレフィーノ（○）
戦前、気候／暑は１戦１勝と好相性だった馬。
<14>→<５>着と成績を上げていた近走内容から、ここも軽視禁物でした。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
今週末も各地で好天が予想されています。
気温は函館でも30℃に迫ろうかという予報で、夏らしい暑さとなりそうです。

☆先取り注目馬☆
サトノセシル（日曜日函館11Ｒ　クイーンＳ登録）
夏競馬では【２－１－０－１】と安定。
２勝クラスを制したばかりですが、特殊な気候下でクラスの壁を越えた好走を期待します。

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