4月2日・3日の回顧

回顧

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【日曜日】
<中山9R>
7番トーセンリョウ
新馬戦は軽い芝の東京二千で、上がり34.1秒を使って快勝しました。
今回は中山二二で、道悪の影響も加わる重い芝でした。全く異なる舞台での連勝は能力の高さを意味します。5ヶ月間のレース間隔があって、+20キロという馬体増も成長を示すものでしょう。
時計面では軽い芝でも重い芝でも特筆すべきものがないだけに、どこに激走レンジ<range>(真の適性)があるのかをこれから測りたいところです。
なお、『勝ったことに対しては特に驚きはない。兄のトーセンカンビーナはゲートがもうひとつだったので、馬にあまりプレッシャーを掛けずに普段からその辺りに気を付けていた。この後、気持ちの面が上回らなければいい。まだ馬っぷりも子供だし、これからどんどん変わっていくと思う。』と、田辺騎手は気性面に心配を持ちつつも、能力の高さを認めています。

<阪神10R>
12番ロードマックス
良好な馬場レベルが下地にあったことは確かですが、1.20.3という走破時計は上々のもの。その中を上がり33.1秒を使って差し切ったのですから、立派です。ヴィジョン的にも目立った勝ちっ振りでした。
2歳時には京王杯2歳Sでモントライゼからクビ差・<2>着と重賞でも勝ち負けを演じていた馬。結果論ですが、条件クラスでは力が違ったということでしょう。
5ヶ月半のレース間隔を取られて立て直された効果が出たというのも、+12キロという馬体増も共に好感が持てます。
ただ、相変わらずスタートが悪いのは気になるところ。これが改善されないと安定性は期待出来ないでしょう。ダービー卿CTを勝ったタイムトゥヘヴンも同様です。
なお、直線が長いコースの方がベターに違いありません。

『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。土日の全レースの振り返りに、重賞展望。馬券力アップは確実の濃い内容となっています。是非、ご登録・ご視聴下さい!
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☆今週の注目3頭(重賞レース)☆
※【netkeiba】のコラムに今後掲載される運びとなりました。
こちらをご覧ください。
(PC)→ http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=CH46
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
阪神は終日「良」で行われましたが、中山は雨の影響を受けた馬場コンディション。
土日の気温は中山が「寒」・阪神が「涼」中心と、この時季としては比較的寒い気候区分でのレースが続きました。

【先週の風傾向】
阪神…日曜日は東北東の風が強く、直線は追い風傾向でした。
中山…土日共に概ね弱い風でした。

<4月2日(土曜日)>
☆阪神☆
11番
7番スマートダンディー(〇)
気候/涼の前走千葉Sは快勝。
前走に続く連続好走、ここは絶好の狙い目だったのでしょう。

☆中山☆
8R
8番エクセレントラン(〇)
同舞台の前走は、気候/涼で7番人気<2>着。
気候・舞台適性を考えると、ここは信頼度の高い人気馬だったことが分かります。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

<4月3日(日曜日)>
☆阪神☆
11R
14番レイパパレ(◎)
気候/涼は3戦して2勝、今回は<2>着。
2年連続の好走の背景に気候適性があったことも見逃せません。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆中山☆
11R
3番エヴァーガーデン(◎)
昨年4月、同舞台の野島崎特別は接戦を制しました。
暑い時季が合わないタイプで、5月上旬頃までが同馬を狙うタイミングなのでしょう。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
今週末は各地で好天が予想されます。
最高気温は20℃を超える見込みで、春本番の陽気になりそうです。

☆先取り注目馬☆
ナムラクレア(日曜日阪神11R 桜花賞登録)
気候/暖【1-2-0-0】と抜群の安定感。
ここはパフォーマンス上昇の可能性大と見ます。

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