６月18日・19日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜阪神５Ｒ＞
12番ファントムシーフ
テン３ハロン37.4秒・５ハロン62.7秒とマイルの距離を考えるとかなり遅いペースとなりました。それだけに、走破時計1.36.8が目立たないのは気になりません。
レースの上がりが34.1秒と早くなる中、直線半ばまで持った手綱は持ったまま。メンバー中最速タイの33.9秒をマークしてデビュー前から高い評価を受けていたピヌスアモリスを差し切りました。センスを感じる勝ちっ振りでした。
0.2秒差を付けての内容はヴィジョン的にも強いものでしたし、<２>・<３>着の着差は0.4秒ありました。
加えて、『ハービンジャー産駒で、マイルよりも長い方が良さそう。』というレース後の和田騎手のコメントがその価値をアップさせます。距離が延びての真価が非常に楽しみです。

【日曜日】
＜東京３Ｒ＞
16番メンアットワーク
芝で10戦。掲示板には６度載りましたが、馬券圏内への食い込みは<３>・<２>着が１度ずつだけでひと押し欠いていました。
しかし、ダート替わりで一変。『外から砂を被らずに運ぶことが出来た。』とレース後の田辺騎手は述べているように、大外枠が味方になったことは確かです。スムーズに好位の外を追走して、直線入口で先頭集合へ。直線では抜群の手応えでグイグイ伸びて1.5秒も後続を置き去りにしました。
走破時計1.36.0は同日の１勝クラスよりは1.0秒も早いものですし、ユニコーンＳと比較しても0.7秒差という優秀なものです。文句ないハイレベルなパフォーマンスです。
重いダートがどうか、馬群の中で巧くレースを運ぶことが出来るかなどの課題は残っていますが、今後が楽しみな存在となりました。

『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。土日の全レースの振り返りに、重賞展望。馬券力アップは確実の濃い内容となっています。是非、ご登録・ご視聴下さい！
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
中間に雨は降りましたが、天気は回復し、３場全てが「良」でのレースになりました。
阪神・東京は土日共に「暑」中心で、日曜日は30℃近くまで上昇しました。

【先週の風傾向】
阪神…日曜日は８・９Ｒで南西の風が強く、直線は横風傾向（スタンドから内ラチ）でした。
東京…土日共に概ね弱い風でした。
函館…土曜日は３～８Ｒで南西の風が強く、直線は横風傾向（内ラチからスタンド）でした。

＜６月18日（土曜日）＞
☆阪神☆
８Ｒ
１番ビーアイオラクル（◎）
このレースを含め、気候／暑【２－１－０－０】と優秀。
近走は馬券圏外が続くも、ここは狙い目だったのでしょう。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆東京☆
11Ｒ
６番サクラアリュール（△）
気候／暑の同舞台で好走歴のあった馬。
過去の好走歴は見逃せないポイントでした。

☆函館☆
９Ｒ
７番ハギノモーリス（〇）
このレースを含め、気候／暖は２戦２勝。
気候適性を考えると、ここは信頼度の高い人気馬だったことが分かります。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

＜６月19日（日曜日）＞
☆阪神☆
12Ｒ
７番ラルフ（△）
気候／暑で連続好走歴のあった馬。
気温上昇局面での好走を評価し、次走以降も注目です。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆東京☆
10Ｒ
２番セルフィー（〇）
気候／暑で16番人気<１>着の実績があった馬。
季節替わりで見事な一変を見せました。

☆函館☆
７Ｒ
12番テーオーメアリー（〇）
６～７月の北海道で好走歴のあった馬。
10番人気<１>着の激走の背景に、気候・舞台両適性があったと見ます。

【週末の気候予想】
阪神・東京は雲が広がりますが、馬場に影響はない見込みです。函館は木曜日から日曜日に掛けて雨の予報が出ています。
阪神は日曜日のみ、東京は土日共に真夏日になりそうです。

☆先取り注目馬☆
ポタジェ（日曜日阪神11Ｒ　宝塚記念登録）
気候／暑～酷暑【２－１－１－０】と優秀。
３度の馬券圏外は全てが気候／寒～暖。気候適性は申し分ありません。

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