７月２日・３日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【日曜日】
＜小倉６Ｒ＞
６番ロンドンプラン
テン33.7秒は良好な馬場レベルを考えるとそこまで速いラップではありません。Ｍペースです。その中でも軽く促されながら３番手キープ。『少し忙しい感じがあった。』というレース後の松山騎手のコメントからも、もう少し長い距離があった方がベターには感じました。
ただ、それでも1.08.2という上々の走破時計で勝ちました。馬群の中に入っても行儀良くレースが運べるかどうかはまだ分かりませんが、控える形からしっかりと伸びた内容はデビュー戦としては悪くありませんでした。
グレーターロンドン産駒という地味な血統ではありますが、それだけに逆に注目したい存在にもなります。

＜小倉９Ｒ＞
２番ガイアフォース
デビュー戦が同じ夏の小倉。ダービー馬に輝いたドウデュースから0.1秒差・<２>着としていましたが、今回の方がより馬場レベルが高い軽い芝となっていました。
テン34.2秒の速めのラップを楽に２番手に付けると、４コーナー手前では馬なりのまま先頭へ。直線でもしっかりと伸びると、最後は流れさていました。
余力残してマークした走破時計1.56.8は従来のトリオンフ（小倉記念）のレコードを0.1秒更新。1000ｍ通過が58.0秒で、自身の上がり35.4秒だったことからも、持続力に秀でていることが分かります。

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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
小倉・福島は土日共に「良」でした。函館は中間の雨の影響を受ける馬場コンディションになりました。
小倉・福島は気温が上がり、両日「酷暑」中心になりました。

【先週の風傾向】
小倉…土曜日は南の風がやや強く、直線は向い風傾向でした。
　　　日曜日は南東の風がやや強く、直線は向い風傾向でした。
福島…土曜日は南西の風がやや強く、直線は向い風傾向でした。
　　　日曜日は概ね風は弱かったですが、８・９Ｒで北西の風が強く、直線は横風傾向（スタンドから内ラチ）でした。
函館…日曜日は午後から南西の風が強く、直線は横風傾向（内ラチからスタンド）でした。

＜７月２日（土曜日）＞
☆小倉☆
11Ｒ
６番ラボエーム（〇）
昨年６～７月の２戦は<３>・<１>着と連続好走。
今年も４月の前走に続く好走を見せました。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆福島☆
11Ｒ
１番サトノファビュラス（〇）
３勝中２勝を気候／暑で挙げていた馬。
一方、寒では【０－０－０－５】と、暑い時季への適性が高いことが分かります。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆函館☆
12Ｒ
７番バルムンク（〇）
このレースを含め、気候／暖の函館は【１－１－０－０】と優秀。
次走も北海道競馬なら引き続き評価したいところです。

＜７月３日（日曜日）＞
☆小倉☆
10Ｒ
12番ジョウショーリード（◎）
気候／酷暑の同舞台で８番人気<１>着の実績のあった馬。
過去の好走実績は見逃せません。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆福島☆
11Ｒ
３番フェーングロッテン（◎）
このレースを含め、気候／暑～酷暑【２－１－１－０】に対し、２度の２桁着順は寒～涼。
気温上昇期は狙い目だったのでしょう。

☆函館☆
８Ｒ
５番オンリーオピニオン（〇）
気候／暖～暑で好走歴のあった馬。
休み明けでしたが、気候適性は重要なファクターです。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
福島は日曜日まで雨が続く予報です。小倉・函館も雨が続きますが、土曜日から回復傾向です。
気温は上がりますが、福島の馬場は影響を受ける可能性があります。

☆先取り注目馬☆
ロザムール（日曜日福島11Ｒ　七夕賞登録）
気候／暑～酷暑【１－１－０－０】と優秀。
昨年同レースは７番人気<２>着、昨年に続く好走を期待します。

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