７月30日・31日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜新潟５Ｒ＞
２番リバティアイランド
1000ｍ通過が63.8秒というＳペースからの瞬発力勝負の流れとなりました。レースの上がりが32.0秒とかなり早くなりましたが、その中で同馬が繰り出した31.4秒は驚愕の決め手です。
第２位が32.1秒ですから、この流れでも他馬が止まって見えました。この数字はコーナーのあるレースでは史上最速となります。軽い芝の瞬発力に関しては、とんでもないハイレベルなものを披露しました。
レース後の川田騎手は『調教通りでいい内容だった。』と述べていますが、レース戦前の陣営のコメントでは『性格的に新馬向きではない。』というものもありました。使われての上積みが楽しみです。

＜新潟10Ｒ＞
９番ママコチャ
これまでのベストパフォーマンスは、ジャングロに0.4秒差を付けた未勝利戦。走破時計1.20.9という走破時計も優秀なものでした。
ただ、テン34.5秒・上がり34.9秒という自身のラップからも持続力が武器に感じていました。
それだけに、直線の長い外回りコースの舞台に不安を覚えていました。加えて、距離の千六も軽い芝もクリアすべき要素として残っていました。しかし、それらを一蹴。
走破時計1.31.7・上がり33.3秒という２つの数字のバランスは抜群に素晴らしいものです。瞬発力も優秀なものを披露することによって弱点が埋まりました。重賞でも通用するでしょう。

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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
週末は晴れて「良」でのレースになりました。
気温は上がり、２場共に「酷暑」中心になりました。

【先週の風傾向】
新潟…土曜日は午後に北東の風がやや強く、直線は追い風傾向でした。
　　　日曜日は昼頃に北西の風が強く、直線は横風（スタンドから内ラチ）傾向でした。
札幌…日曜日は昼前から北西の風が強く、直線は横風（スタンドから内ラチ）傾向でした。

＜７月30日（土曜日）＞
☆新潟☆
７Ｒ
２番マルヨミニスター（◎）
気候／暖→暑替わりの前走は６番人気<１>着。
昇級緒戦でしたが、気候適性を示した前走に続く好走を見せました。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆札幌☆
10Ｒ
１番マリノアズラ（〇）
このレースを含め、気候／暑～酷暑【３－２－１－１】掲示板外なし。
一方、気候／寒～涼では【０－０－１－２】と、暑い時季への適性が高いことが分かります。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

＜７月31日（日曜日）＞
☆新潟☆
11Ｒ
16番ビリーバー（△）
一昨年、気候／暑の同レースで９番人気<３>着。
重賞初勝利の背景に、気候・舞台両適性があったと見ます。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆札幌☆
10Ｒ
６番アバンチュリエ（〇）
戦前、気候／暑は１戦１勝。
前走ニュージーランドＴは<９>着も、１度の敗戦だけでは見限れません。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

【週末の気候予想】
２場共に土日は雨の予報が出ています。
新潟は「酷暑」・札幌は「暖～暑」中心になりそうです。

☆先取り注目馬☆
ロードエクレール（日曜日札幌11Ｒ　エルムＳ登録）
気候／暖～暑のダート【３－１－２－１】と良好。
昨年８月、同舞台での勝利実績も見逃せません。

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