９月17日～19日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜中京５Ｒ＞
３番トレンディスター
新馬戦としては1.08.9というのは上々の走破時計ですが、２歳未勝利戦で1.07.9というレコードが出たように良好な馬場レベルが下地にあった為のマークされた数字です。
それ以上に注目したいのがラップ。テン35.4秒・上がり33.5秒という千二らしくない流れになっています。
逃げを打ちながら鋭い末脚を繰り出しており、一気に後続に0.5秒差を付けました。優秀な決め手です。
このレース振りからは距離が延びて更に良さが出る可能性を感じます。その推測が正しくなかった際には、前半から速い流れになる一般的なスプリントのペースに対応出来るかどうかが課題となります。

【日曜日】
＜中京５Ｒ＞
８番ハーツコンチェルト
１コーナー通過順位は11頭中８番手と後方からの運びとなりましたが、枠なりに外目を進んだ為で、特にダッシュ力がなかったというわけではありませんでした。
向正面で外目を好位までポジションを上げていき、４コーナーでは３番手をキープ。直線で追われると一気に他馬を置き去りにする伸びを見せ、残り１ハロンは流す余裕がありながら後続に1.3秒差を付ける圧勝劇を演じました。
1000ｍ通過が63.2秒という遅い流れからの瞬発力勝負となりましたが、その中でマークした上がり33.9秒は優秀な決め手です。
デビュー戦ながらジョッキーの指示にしっかりと従っており、操縦性の高さも印象付けました。
今回は終始馬群の外を走っていただけに、馬群の中でのレース運びにも注目したいところです。

『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。土日の全レースの振り返りに、重賞展望。馬券力アップは確実の濃い内容となっています。是非、ご登録・ご視聴下さい！
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
２場共に土曜日は晴天で「良」を保ちました。
ただ、日曜日から月曜日に掛けて強い雨が降り、芝・ダート共に影響を受けました。

【先週の風傾向】
中京…土曜日は１日を通して東南東の風がやや強く、直線は横風傾向（内ラチからスタンド）でした。
　　　日曜日は１日を通して南東の風が強く、直線は横風傾向（内ラチからスタンド）でした。
　　　月曜日は１日を通して南東の風がかなり強く、直線は横風傾向（内ラチからスタンド）でした。
中山…土曜日は午後から南南東の風がやや強く、直線は追い風傾向でした。
　　　日曜日は概ね弱い風でした。
　　　月曜日は午後から南の風が強く、直線は追い風傾向でした。

＜９月17日（土曜日）＞
☆中京☆
８Ｒ
７番アルーフクライ（△）
戦前、気候／暑で４連対を挙げていた馬。
得意気候で10番人気<２>着の激走を見せました。

☆中山☆
８Ｒ
１番エスティメート（〇）
このレースを含め、気候／暑のダート【０－１－１－１】掲示板外なし。
昇級緒戦でしたが、侮れない１頭でした。

＜９月18日（日曜日）＞
☆中京☆
11Ｒ
９番エグランタイン（◎）
このレースを含め、気候／暑～酷暑【１－１－１－０】と優秀。
一方、気候／寒では【０－０－０－２】と、暑い時季への適性が高いことが分かります。

☆中山☆
11Ｒ
２番アシャカトブ（〇）
気候／暑の同舞台で勝利実績のあった馬。
気候・舞台両適性は見逃せません。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

＜９月19日（月曜日）＞
☆中京☆
７Ｒ
８番トランキリテ（〇）
初勝利を気候／暑の同舞台で挙げていた馬。
近２走は２桁着順でしたが、見事な一変を見せました。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆中山☆
11Ｒ
９番ガイアフォース（△）
このレースを含め、気候／暑～酷暑で２勝を含む３連対を挙げる馬。
気候／酷暑の前走は７馬身差の圧勝。気候適性を示していた馬が重賞初制覇を果たしました。

【週末の気候予想】
２場共に週末は雨の予報が出ています。
中京の最高気温は30℃前後ですが、中山は26℃前後と暑さは少し落ち着きそうです。

☆先取り注目馬☆
バビット（日曜日中山11Ｒ　オールカマー登録）
気候／暖～暑【３－１－０－１】と優秀。
昨年のセントライト記念は快勝と、舞台適性も含めて注目です。

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