12月24日・25日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜中山11Ｒ＞
13番シルブロン
未勝利勝ちは東京千八で上がり33.7秒を使っての差し切りＶ。そして、３走前の１勝クラス・前走の本栖湖特別は東京二四で勝っています。３走前は34.4秒「稍重」と目立ちませんでしたが、前走は33.6秒と再度切れる脚を見せています。
明らかに軽い芝向きの戦績を残してきただけに、０－０－０－３に終わっていた中山へのコース替わりはどう考えてもマイナス材料として働くと見ていました。しかし、見事に連勝を飾りました。
スタート100～1100ｍの通過が60.8秒というＭペースで、レースの上がりが36.8秒と要する重い芝向きの適性を必要とされる流れでも好結果を出したことは今後に大きく繋がります。
また、調教師からは戦前に右回りを心配するコメントが出ていましたが、そこもクリアしました。

【日曜日】
＜阪神12Ｒ＞
９番ケデシュ
２走前の札幌千五の未勝利戦は、34.9－36.4秒「稍重」というＨペースを逃げ切り。前走の中京千四の１勝クラスは、33.8－35.0秒とこちらもかなりのＨペースを好位から抜け出して勝利しました。Ｈペース志向の先行馬というキャラクターを示していました。
今回も33.6秒というＨペースになりましたが、自身は34.8秒というこの２走に比べると遅めのラップで９番手という後方からの位置取りからの運びとなりました。
前半から無理に出していかなかったのは、外目の枠を引いていたこともあったと思います。上がり34.9秒で届いた訳ですから、上がりを要する流れが功を奏したことは確かですが脚質に幅が出ました。
この千四がベストでしょうが、千二・千六でのパフォーマンスもチェックしたいところです。
ただ、Ｓペースからの瞬発力勝負になった際の心配はやはり大きく残ります。

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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
中間の雨によりダートは影響を受けましたが、芝は「良」まで回復しました。
２場共に「寒」中心のレースになりました。

【先週の風傾向】
阪神…土曜日は１日を通して西北西の風が強く、直線は向い風傾向でした。
　　　日曜日は１日を通して西北西の風がやや強く、直線は向い風傾向でした。
中山…土曜日は時折、西北西の風が強く、直線は横風（スタンドから内ラチ）傾向でした。
　　　日曜日は１日を通して北北西の風が強く、直線は向い風傾向でした。

＜12月24日（土曜日）＞
☆阪神☆
９Ｒ
９番テラステラ(◎）
気候／寒でメンバー唯一の馬券圏内あり。
今回は５番人気<１>着と、気候適性は見逃せません。

☆中山☆
７Ｒ
14番ミルトプライム（○）
気候／寒で勝利実績のあった馬。
昇級緒戦でしたが、14番人気<３>着と激走を見せました。

＜12月25日（日曜日）＞
☆阪神☆
11Ｒ
２番ケイアイドリー(◎）
このレースを含め、気候／寒【３－２－１－１】と優秀。
気候適性を考えると、ここは信頼度の高い人気馬だったことが分かります。

☆中山☆
９Ｒ
14番ジオフロント（△）
気候／寒で勝利実績のあった馬。
近走馬券圏外が続きましたが、一変を見せました。

【水曜の気候予想】
２場共に水曜日は晴れる見込みです。
最高気温９℃前後と、厳しい寒さが続きそうです。

☆先取り注目馬☆
セブンマジシャン（水曜日中山11Ｒ　ホープフルＳ登録）
前走黄菊賞は快勝。
初勝利は中山での実績と、３連勝に期待です。

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