4月15日・16日の回顧

回顧

☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【土曜日】
<中山6R>
5番ハッスルダンク
前走の未勝利戦は逃げ切りでの快勝劇でしたが、今回は好位に控える形から抜け出しました。
前に3頭がいる内目の4番手を追走し、直線で外に出されると一気に伸びて後続に0.6秒差を付ける強い内容。メンバー中最速の上がり37.1秒をノーステッキでマークしました。『どんな競馬でも出来る馬。』とレース後に杉原騎手がコメントしているように、展開面に左右されない強みがあります。
また、走破時計1.54.3「良」→1.52.2「重」と重いダートから軽いダートに替わっても対応を示しました。デビュー戦から2戦は東京千六で<2>・<5>着と勝てませんが、距離が千八に延長して良さが出たと見ていいでしょう。重いダートと軽いダートの両方に対応しただけに、どちらにより高い適性があるのかを測りたいところです。

【日曜日】
<中山4R>
16番タナサンブラック
未勝利戦とはいえ前走でこの中山で<2>着としている馬が<2>・<3>・<4>着としたハイレベルのメンバー構成ではありましたが、それを初出走でいきなり勝利。しかも、後続に付けた着差が0.4秒なのですから、それだけでも性能の高さが窺い知れます。
3コーナーでは他馬と接触するアクシデントがありましたが、それも跳ね返しました。
『まだ線が細くて成長途上だが、潜在能力の高い馬。』とレース後の戸崎騎手もコメントしています。
今回は重い芝の小回りコースが舞台だったのでメンバー中最速の上がりながら36.1秒止まりでしたが、軽い芝でどうなのか非常に興味があります。菊花賞に是非とも間に合って欲しい好素材です。

『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
土曜日は低気圧の影響で降水が見られ、中山・阪神では馬場が大きく悪化しました。日曜日にも中山では午後に豪雨があり、皐月賞は「重」となりました。
日曜日は天気が回復し、最高気温は20℃を超える場も見られました。

【先週の風傾向】
阪神…土曜日は1日を通して東北東の風がやや強く、直線では追い風傾向でした。
中山…土日を通じて風は弱い傾向でした。
福島…土曜日は日中に東北東または北東の風がやや強く、直線では向い風傾向でした。日曜日は、直線は横風(スタンドから内ラチ方向)ですが、3?4コーナーでは向かい風が強かったのではと思われます。

<4月15日(土曜日)>
☆阪神☆
10R
6番プライムライン(◎)8番人気<2>着
気候/涼で7番人気ながらクビ差・<2>着歴あり。
近2走寒で凡走も、気温上昇で連対しました。

☆中山☆
6R
5番ハッスルダンク(◎)4番人気<1>着
前走気候/涼で1勝。
気候/涼2戦目も連続好走しました。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆福島☆
7R
2番マキアージュ(○)13番人気<2>着
気候/涼で1勝。
夏に凡走も、久々の前走をひと叩きして一変しました。

<4月16日(日曜日)>
☆阪神☆
8R
4番クリノクラール(○)4番人気<1>着
気候/暖で13番人気3着歴あり。
今回勝利、気候的に注目の1頭です。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。

☆中山☆
6R
8番フォーワンセルフ(◎)4番人気<2>着
気候/暖で2戦が共に馬券圏内。
今回も連対、適性の高さを見せました。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

☆福島☆
7R
14番アルジェントステラ(△)12番人気<6>着
気候/暖で1勝。
今回人気薄も接戦に持ち込み、次走にも期待します。

【週末の気候予想】
今週末は東京・京都・福島の3場開催となります。
週末に掛けて気温は徐々に低下し、一部降水が予想されています。

☆先取り注目馬☆
ガイアフォース(日曜日京都11R マイラーズC登録)
気候/寒~涼【0-0-0-1】。
一方、気候/暖~酷暑【3-2-0-1】と良好。気候適性に注目します。

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