３月30日・31日の回顧

☆先週の振り返り＜次走への注目馬＞☆
【土曜日】
＜中山９Ｒ＞
14番ダイシンアポロン
初勝利を挙げるまでに５走を要しました。前走の未勝利戦は東京千八で上がり33.8秒と軽い芝向きの瞬発力を繰り出して勝利しましたが、今回は中山二二。重い芝も小回りのコース形態も距離延長も全て懐疑的に見ていました。
しかし、見事に連勝を飾りました。大外枠でしたが、それでも出遅れ……。前半は無理をせずに後方で脚を溜めて追走。1000ｍ通過が62.4秒というＳペースでしたが、向正面の外目をほとんど馬なりでスッとポジションを上げていきました。４コーナーでは２番手。内で抵抗していたモスクロッサーを競り落とすと、外から強襲してきたマイネルフランツの追撃も抑え込みました。
この条件替わりでの連勝で、どの舞台に激走レンジ＜range＞（真の適性）があるのかは全く分からなくなりました。
『能力の高い馬だが、難しい面があってこちらが出した指示と逆の挙動をしていた。今日もまだ80％の走りで、まだ本気になっていない。他馬が来るのを待っている素振りで、先頭に立ちたくない感じ。』とレース後にデムーロ騎手がコメントしているように、まだまだ気性面の若さが残る中での連勝でした。
コースロスがかなりあったように、レース振りもかなり粗いものです。伸びシロしかありません。

【日曜日】
＜中山６Ｒ＞
４番ケイケイ
こちらは初勝利を挙げるのに７戦と、ダイシンアポロンよりも２戦多く要しています。
前走の中京千六で未勝利戦を勝ち上がりましたが、走破時計1.35.3・上がり35.1秒共に目立つ数字ではありませんでした。また、今回の中山千六も過去３回経験がありましたが、取り上げるべきパフォーマンスは１走もありませんでした。しかし、今回はこれまでとは一線を画するパフォーマンスを見せました。
スタートは出ましたが、軽く促されても進んでいかず。後方追走となりましたが、勝負所からは馬群の中で位置取りを上げていきました。
メイショウヨゾラが逃げを打ったテン35.5秒のペースは決して速いものではなく、レースの上がりは34.9秒となりました。前残り十分の展開でしたし、こちらは４コーナーは外に回らされるコースロスがありましたが、４コーナー５番手から差し切りＶ。走破時計1.33.7・上がり34.3秒共に上々でした。
更に相手が強くなっても楽しみが持てる好内容でした。

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☆季節・気候馬オプション回顧☆
（気象予報士三宅誠氏担当）
【先週の気候傾向】
２場共に気温が急上昇して、初夏の陽気となりました。

【先週の風傾向】
中山…土日共に弱い風でした。
阪神…土曜日は弱い風でした。日曜日は10Ｒ以降で南西の風がやや強く、横風（スタンドから内ラチ）でした。

＜３月30日（土曜日）＞
☆阪神☆
10Ｒ
８番ガリレイ（○）９番人気<２>着
気候／暖で２勝を含む４連対。
近走凡走も、気温が上がり一変しました。

☆中山☆
７Ｒ
４番ブレイゼスト(◎）１番人気<１>着
気候／暖で４戦全てが馬券圏内。
未だ<３>着以内を外しておらず、気候／暖で信頼の存在となります。。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

＜３月31日分（日曜日）＞
☆阪神☆
８Ｒ
15番ダノンフロイデ(◎）８番人気<２>着
気候／暖で５戦全てが馬券圏内。
得意な気候で激走しました。

☆中山☆
12Ｒ
12番ムーヴ（○）３番人気<１>着
気候／暖で５度の馬券圏内。
気温上昇で期待します。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。

【今週の気候予想】
今週から中山・阪神・福島の３場開催となります。先週よりも暑さは収まりそうです。
また、水曜日から木曜日に掛けて雨の予報があります。週末も不安定な天候が予想されます。注意が必要です。

☆先取り注目馬☆
ステレンボッシュ（日曜日阪神11Ｒ　桜花賞登録）
気候／暖で２戦いずれも連対。
当日は気候／暖の見込み、Ｇ１初勝利に期待しいます。

※なお、【季節・気候馬オプション】は、単独での申し込みも可能です。是非ご利用下さい！

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