6月11日・12日の回顧
☆先週の振り返り<次走への注目馬>☆
【日曜日】
<中京5R>
1番プロトポロス
テン35.3秒ですから、落ち着いたペース。その流れでも好位のインをしっかりキープして折り合っていました。その分、直線で外に出されるとしっかりとした末脚を繰り出して見る見るうちに後続を置き去りに。上がり33.8秒をマークして0.6秒差を付けました。
『次は重賞にチャレンジしてもいいと思う。』というレース後の福永騎手のコメントが、パフォーマンスレベルの高さを物語っていると言えます。緒戦としては文句ない勝ちっ振りでした。
前半の流れが速くなった際に脚が溜まるかどうかが鍵となります。
<中京11R>
10番ハヤブサナンデクン
1000m通過が60.1秒というまずまず速めの流れを4番手から。揉まれないように外目をスムーズに追走して直線では持ったままの手応えで先頭に並び掛けると、直線では1.0秒も後続を千切り捨てました。
走破時計1.50.0はテーオーケインズが圧勝したチャンピオンズCと僅かに0.3秒という非常に優秀なものです。
しかも、『最後まで本気で走ってなくて、レースの後もケロッとしている。前向きさが出てくれば、もっといいパフォーマンスが出来ると思う。』とレース後に福永騎手からは驚愕のコメントが出ています。
今回が初めてのOPクラスでの勝ち星ですし、もう6歳ではありますが遅咲きの新星登場と言って良いでしょう。
なお、左回りを得意にしているだけに、右回りでどれだけパフォーマンスレベルを保つことが出来るのかはポイントとなります。
『中央競馬全レース回顧』をYouTubeで配信しています。
「毎週月曜日19時から」生放送でお送りします。土日の全レースの振り返りに、重賞展望。馬券力アップは確実の濃い内容となっています。是非、ご登録・ご視聴下さい!
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☆季節・気候馬オプション回顧☆
(三宅誠氏担当)
【先週の気候傾向】
中京・東京は「暖~暑」中心、函館は「涼」中心になりました。
日曜日の東京は一時の豪雨により芝・ダート共に影響を受けました。中京・函館は土日共に「良」でした。
【先週の風傾向】
中京…日曜日は北西の風がやや強く、直線は横風傾向(スタンドから内ラチ)でした。
東京…日曜日は3・4Rで北東の風がやや強く、直線は追い風傾向でした。
函館…日曜日は昼頃に南東の風が強く、直線は向い風傾向でした。
<6月11日(土曜日)>
☆中京☆
11R
2番シャイニングフジ(△)
初勝利を気候/暖の同舞台で挙げていた馬。
気候・舞台両適性は見逃せないポイントでした。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。
☆東京☆
10R
9番ミズリーナ(〇)
気候/寒→暖替わりの前走9番人気<1>着。
気候適性を示した前走に続く好走を見せました。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。
☆函館☆
11R
3番モンファボリ(◎)
昨年、北海道での4戦は<1>・<5>・<2>・<3>着。
前走凡走も、1度の敗戦だけでは見限れません。
また、【人気馬オプション】推奨馬でもありました。
<6月12日(日曜日)>
☆中京☆
12R
3番シゲルカチョウ(◎)
このレースを含め、気候/暑【1-1-1-0】と優秀。
暑い時季の適性は申し分なく、今後も夏競馬で連続好走が期待出来ます。
また、【推奨穴馬】推奨馬でもありました。
☆東京☆
11R
6番ノースブリッジ(◎)
このレースを含め、気候/暖~暑【3-0-1-1】と良好。
馬場適性も含めて、ここは狙い目だったのでしょう。
☆函館☆
11R
11番ジュビリーヘッド(〇)
昨年北海道で連続好走を見せていた馬。
次走も北海道開催なら再度注目すべきでしょう。
【週末の気候予想】
3場全てで週末は雨の予報が出ています。
なお、阪神・東京は土日共に夏日になる見込みです。
☆先取り注目馬☆
ゴルトベルク(日曜日阪神11R マーメイドS登録)
気候/暑~酷暑【2-1-0-0】と優秀。
一方、気候/寒では【0-0-0-2】と、気候適性を高く評価します。
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